[aws] SystemManagerを使用してcloudwatchをインストールする方法

SystemManagerを使用してcloudwatchをインストールすることができる。

SystemManagerをインストール・起動

SystemManagerをインストール・起動方法は下記参照

[aws] bitnami AMIのインスタンスにSystemManagerをインストールする方法

 

事前準備(IAMの権限付与とキー取得)

Cloudwatchへのアクセス権限をIAMロールを作成して権限付与する

必要なポリシーは「CloudWatchAgentServerPolicy」を選択

アクセスキーとシークレットキーを忘れずに控えておく

アクセスキーの保管

対象サーバの

~./.aws/credencials

にアクセスキーとシークレットキーを書き込む

[default]
aws_access_key_id=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
aws_secret_access_key=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

 

SystemManagerからCloudwatchをインストール

SystemManagerコンソールのRun Commandを選択

さらにRun Commandを選択

「AWS-ConfigureAWSPackage」 を検索、表示された項目にチェックをつける

コマンドのパラメータを以下の通りにする

・Action : Install
・Name : AmazonCloudWatchAgent

インストールするターゲットを選択する

こちらは特定タグを持つインスタンスを一括選択したり、個別にインスタンスを選択したりできるので、インストールしたいインスタンスを選択する

実行を選択すると、対象インスタンスにCloudwatchがインストールされる

 

Cloudwatch設定→SystemManagerにPush

対象サーバにログインして下記コマンドを実行

sudo /opt/aws/amazon-cloudwatch-agent/bin/amazon-cloudwatch-agent-config-wizard

 

対話式に設定できるので以下のように設定する

• Linux/ windowを選択：こちらはインスタンスのOSを選択
• Ec2/オンプレミスか？：EC2
• 実行ユーザは？：root
• StatsD デーモンをONにするか？：Yes
• ポートは？：デフォルトのまま
• StatsD デーモンの収集間隔は？：任意→これによりディスク容量なども収集できる
• StatsD デーモンによって収集されるデータの集約間隔は？：任意
• CollectD を使ってメトリクス収集するか：Yes→これによりメモリなども収集できる
• Hostのメトリクスを監視するか？：Yes
• コアごとのメトリクスを監視するか？：NO
• EC2 の イメージID や インスタンスID なども項目に追加したいか：Yes
• メトリクスを何秒間隔で収集するか：デフォルト
• どのような AWS 側で事前定義された「メトリクスセット」を使用するか：Advanced
• すべて問題ないか？：Yes
• CloudWatch Log Agent の設定ファイルはあるか？：ない
• ログファイルを監視するか：Yes
• 本設定ファイルを SSM パラメータストアに保存するか：Yes
• パラメータストアの名前は？：デフォルト
• どの IAM ユーザ・ロールを使用するか：From SDKを選択

正常に保管されればAWS Systems Manager のパラメータストアに表示される

 

Cloudwatch起動

SystemManagerを開き、Run Commandを選択、さらにRun Commandを選択

検索窓にAmazonCloudWatch-ManageAgentを入力し、選択

実行オプションの「Optional Configuration Location」の項目に先程保存したCloudwatch設定ファイル名を指定

あとはターゲットを選択して、実行をクリック

 

Cloudwatchでメトリクス確認

Cloudwatchが正常にメトリクスを収集してくれていれば、Cloudwatchのメトリクスに表示されているはず